バスケットの神様マイケルジョーダン。数々の伝説を残してきたレジェンド、その凄すぎる現役時代を振り返っていきます。
目次
ブルズ入団~キャリア初期
1984年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズから全体3位で指名され入団します。ポジションはSG。1年目からスタメンの座を掴み、シーズンスタッツ平均得点28.2、FG.515、6.5リバウンド、5.9アシスト、2.4スティール、0.8ブロックとゆう素晴らしいスタッツを残し、新人王を受賞し活躍します。
2年目のシーズンはケガにより多くの試合を欠場し(18試合出場)、スタッツも落としてしまいます。シーズンスタッツ平均得点22.7、FG.457、3.6リバウンド、2.9アシスト、2.1スティール、1.2ブロック。
三年目のシーズンは、ジョーダンは前年のケガの鬱憤をはらし自身の才能を開花させます(この年得点王を初受賞)。シーズンスタッツ平均得点37.1、FG.482、5.2リバウンド、4.6アシスト、2.9スティール、1.5ブロック。しかし、自身の成績とは裏腹に、チーム成績には結びつかず、原因はジョーダンの一人よがりなプレーだとバッシングを浴びます。(バスケは中々1人の力で勝つのは難しいですからね)
4年目のシーズンも、ジョーダンは素晴らしい活躍を見せ、このシーズンMVPを獲得、また得点王と、最優秀守備選手、スティール王を受賞します。しかしプレーオフでは、ピストンズの前にカンファレンスSFで敗れます。この時はバッドボーイズと呼ばれピストンズ全盛期、ジョーダンも若いころはこの壁に阻まれます。シーズンスタッツ平均得点35.0、FG.535、5.5リバウンド、5.9アシスト、3.2スティール、1.6ブロック。
5年目のシーズンこの年もジョーダンは活躍し、得点王を受賞、しかしプレーオフでまたもピストンズに敗れてしまいます。これによりコリンズがブルズを解任、フィルジャクソンが昇格します(名将フィルジャクソン誕生)。シーズンスタッツ平均得点32.5、FG.538、8.0リバウンド、8.0アシスト、2.9スティール、0.8ブロック。
6年目のシーズンこの年からトライアングルオフェンスを導入し、ジョーダン最高の相棒ピッペンの成長もありチームの成績も55勝まで上昇します(ジョーダン自身も得点王、スティール王)。フィルジャクソンが就任してから役割分担をし、ジョーダンのワンマンチームから脱却します。しかしプレーオフではまたしても、ピストンズに敗れてしまいます(しかしこのシーズンは3勝4敗)来シーズンへの期待が膨らみます。シーズンスタッツ平均得点33.6、FG.526、6.9リバウンド、6.3アシスト、2.8スティール、0.7ブロック。
最初のスリーピート~引退
7年目のシーズン、ブルズはチーム最多の61勝を挙げ、ジョーダン自身もこれまでのスタイルを変え、フィルジャクソンの方針どうりにチームメイトとも分かち合います。そしてカンファレンスSF相手は宿敵ピストンズに雪辱を果たし、NBAファイルではレイカーズと激突(マジックジョンソンとジョーダンの新旧スパースター対決)。ブルズジョーダンの活躍もあり、4勝1敗でレイカーズを下しシリーズ制覇、ジョーダン初のチャンピオンリング獲得です。この年シーズンMVP、FMVP、得点王。シーズンスタッツ平均得点31.5、FG.539、6.0リバウンド、5.5アシスト、2.7スティール、1.0ブロック。
8年目のシーズンもブルズ、ジョーダンともに絶好調。チームは67勝を挙げ、ファイナルまで勝ち進みます。相手はドレクスラー擁するトレイルブレイザーズ、ジョーダンはこのファイルでも活躍し、4勝2敗で見事2年連続でチャンピオンに輝きます。ジョーダンはシーズンMVP、ファイルMVP、得点王獲得。シーズンスタッツ平均得点30.1、FG.519、6.4リバウンド、6.1アシスト、2.3スティール、0.9ブロック。
9年目のブルズは前年より勝ち星を減らし57勝ですが、ジョーダンの活躍もありプレーオフを勝ち進み3年連続でファイルの舞台にたどり着きます。相手はジョーダンの親友の、バークレー擁するリーグ最多勝のサンズ(この年バークレーはシーズンMVP)。ブルズはホームコートアドバンテージを取られますがそれも何のその。ジョーダンの爆発的な活躍もあり(シリーズ平均得点41)4勝2敗でシリーズを制し、スリーピートを達成します。ジョーダンはFMVP、得点王、スティール王を獲得。シーズンスタッツ平均得点32.6、FG.495、6.7リバウンド、5.5アシスト、2.8スティール、0.8ブロック。
しかしこのシーズン後ジョーダン突然の引退発表(モチベーションの低下や、父親を亡くしその父の夢がジョーダンを野球選手にしたかっためメジャーに挑戦する為とささやかれます)この間はジョーダンは野球に挑戦します。
突然のカムバックから再びスリーピート
1995年3月、ジョーダンはブルズに復帰します。シーズンは17試合に出場し、プレーオフはカンファレンスSFでシャックとハーダウェイ擁するマジックに敗れてしまいます。このプレーオフジョーダンはブランクの影響もあり重要な場面でミスを繰り返し、ブルズの敗退する原因の1つになってしまいます。このオフ、バスケ使用の体を取り戻すために猛烈なトレーニングに励みます(このトレーニングに、ピッペン、シャック、ミラーなどが終結)このトレーニングよりバスケの感を取り戻します(さすがバスケの神様)。シーズンスタッツ平均得点26.9、FG.411、6.9リバウンド、5.3アシスト、1.8スティール、0.8ブロック。
そして11年目のシーズン、ジョーダンの復活もありブルズは快進撃。ジョーダン、ピッペン、ロッドマンの三人を擁しシーズン72勝のNBA記録を作ります(ウォリアーズが更新するまで最多記録)。プレーオフも勝ち進み、ファイルではスーパーソニックと対戦。4勝2敗でソニックを下しジョーダン4つ目のリングを獲得します。シーズンMVP、FMVP、得点王獲得。シーズンスタッツ平均得点30.4、FG.495、6.6リバウンド、4.3アシスト、2.2スティール、0.5ブロック。
12年目のシーズンもジョーダンとブルズ絶好調。69勝を挙げ、プレーオフも勝ち進みファイルでは、マローン(この年シーズンMVP)、ストックトン擁する、ジャズと激突。このシリーズでのジョーダンの病気を押して出場し活躍した試合は凄かったです!!4勝2敗でジャズを下し、ジョーダン5つ目のリング獲得。そして来シーズンは2度目のスリーピートに挑戦します。この年はFMVP、得点王受賞。シーズンスタッツ平均得点29.6、FG.486、5.9リバウンド、4.3アシスト、1.7スティール、0.5ブロック。
そして13年目のシーズンこの年は開始からジョーダンの去就が騒がれます。そんな中ブルズは62勝しジョーダンも活躍します。プレーオフも勝ち進み再び前年と同じくジャズとファイルで激突。4勝2敗で下し、2回目のスリーピート、ジョーダン6個目のリング獲得。シーズンMVP、FMVP、得点王受賞。シーズンスタッツ平均得点28.7、FG.465、5.8リバウンド、3.5アシスト、1.7スティール、0.5ブロック。
このシーズン終了後に2度目の引退発表。その後ウィザーズのオーナーの1人になります。
2度目の現役復帰
ジョーダンはNHLのルミューの活躍に触発されて、低迷するウィザーズの為2度目の復帰を果たします。ポジションはチーム事情のためSFでプレー。復帰1年目はケガに悩まされチームはプレーオフに進出できず。またオールスターではジョーダンのかつての象徴でもあるスラムダンクを失敗し、身体能力の衰えを指摘されます(そりゃ40前だもん神様でも衰えるよ)。シーズンスタッツ平均得点22.9、FG.416、5.7リバウンド、5.2アシスト、1.4スティール、0.4ブロック。
そしてジョーダンラストシーズン、チームは37勝でプレーオフに進出できず、ジョーダンは引退します。このシーズン40歳で40得点達成。シーズンスタッツ平均得点20.0、FG.445、6.1リバウンド、3.8アシスト、1.5スティール、0.5ブロック。ジョーダンお疲れさまでした。
通算スタッツ、受賞歴
平均得点30.1、FG.497、6.2リバウンド、5.3アシスト、2.3スティール、0.8ブロック。
SMVP5回(1988、1991、1992、1996、1998)FMVP6回(1991、1992、1993、1996、1997、1998)最優秀守備選手(1988)スティール王(1988、1990、1993)得点王10回(1987~1993、1996~1998)新人王(1985)オールNBA(1st10回、2nd1回)オールディフェンシブ(1st9回)NBAチャンピオン6回(1991~1993,1996~1998)
オフェンスだけじゃなく守備もバケモノ
ジョーダンが神様と言われるのは、ディフェンスも凄いからです。1988年には最優秀守備選手受賞、スティール王3回獲得、NBAの重鎮ジェリー・ウエストをして【ジョーダンのディフェンスはオフェンス以上に強烈だった】と言わしめます。
大舞台でも活躍
プレーオフ平均得点33.4、FMVP6回、チャンピオン6回とゆう実績も素晴らしいですが、ジョーダンといえばクラッチシューターとしても凄い!!プレーオフの緊迫した場面で数々のショットを決め、ときには病気でフラフラになりながらも活躍し大事なショットを沈めてきました凄い!!
人気も絶大
ジョーダンの人気は凄まじく、引退した現在でもかなりの額を稼いでいます。代表的なのは、バッシュのエアジョーダン、今でも人気は抜群(私も持ってます)。またベッカムやイチローなど数々のスポーツ選手が憧れの存在として名前を挙げます(ベッカムがレアルで背負った背番号23番はジョーダンが憧れの選手だった為と言われるジョーダンの背番号は23)。もちろん伝説のプレーで現役時代会場を沸かしたのも(おっさんは最後のファイナルでのラストショットが好きです)。
おっさんはジョーダンの現役時代の晩年しかリアルタイムでは見れなかったのですが、全盛期を是非リアルタイムで見たかった!!リアルタイムでみれなかったおっさんでもジョーダンはやっぱりNBAナンバーワンプレイヤーだと思います。いつか生でNBA観戦したいなーーーではまたね。
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