おはこんばんちわ。
今回は競馬で三冠馬が激突したレースを紹介します。
目次
1984年 JC シンボリルドルフ×ミスターシービー
1983年の三冠馬ミスターシービーと1984年の三冠馬シンボリルドルフが
JCで対決しました。
ミスターシービーは前走の天皇賞秋を制し1番人気に押されます。
一方シンボリルドルフは中1週の過密ローテ、体調不良などが報じられ
4番人気の甘んじます。
まだ日本馬はJCを制した馬がいなかったので、当時のファンはシービーか、ルドルフ
どちらかが勝ってくれると期待していました。
しかしレースはカツラギエースが制し,
まさかの伏兵が日本馬JC初勝利に名を刻みました。
三冠馬対決はルドルフ3着、シービー10着でルドルフに軍配が上がりました。
1984年 有馬記念 シンボリルドルフ×ミスターシービー
1984年の有馬記念で、早くも年内に2度目の対決が実現しました。
人気は1番人気がシンボリルドルフ、2番人気がミスターシービー
3番人気がカツラギエースと3頭が単枠指定を受け3強の模様を呈していました。
レースはJCと同じくカツラギエースがスローペースで短期逃げに持ち込みます。
しかし、JCでの雪辱に燃えるルドルフが早めにカツラギエースに取り付き、
ミスターシービーも早めに仕掛けて上がっていきます。
最後の直線ではルドルフがカツラギエースを捉え勝利。
カツラギエースは2着に粘ります。
ミスターシービーはインをついたために馬郡を抜け出すのに手こずり3着に。
ルドルフが三冠馬対決をまたも制し、カツラギエースにもJCでの借りを返します。
1985年 天皇賞春 シンボリルドルフ×ミスターシービー
1985年の天皇賞春で、ルドルフ、シービー3度目の対決が実現。
ルドルフに2度負けていて、今回は負けられないシービーは
第3コーナーで仕掛けてあがっていき早くも先頭に立ちますが
ルドルフは焦らず直線でシービーが失速した所を楽に差し返し完勝。
シービーは5着に敗れルドルフに1度も勝てないままこのレースを最後に引退しました。
2012年 JC オルフェーヴル×ジェンティルドンナ
27年ぶりに三冠馬対決が実現し、2011年の三冠馬オルフェーヴルと
2012年の牝馬三冠馬ジェンティルドンナがJCで激突しました。
オルフェーヴルが1番人気に、ジェンティルドンナは3番人気に押されます。
レースは直線で2頭が勢いよく上がっていきマッチレースに。
直線では壮絶なたたき合いの末に、ジェンティルドンナが鼻差で制しますが
直線で進路が狭くなったジェンティルドンナが
オルフェーヴルを弾き飛ばし強引に進路を確保したために降着じゃないかと
議論に。
しかし到達順でレースは確定し、鞍上の岩田騎手が開催2日間の騎乗停止の処分を受けます。
レースは白熱したたたき合いで見ごたえがありましたが
後味の悪い結果になりました。
2020年 JC アーモンドアイ×コントレイル×デアリングタクト
2018年の牝馬三冠馬アーモンドアイ、2020年の三冠馬コントレイル、
2020年の牝馬三冠馬デアリングタクト、史上初めて三冠馬が3頭集結した2020年のJC
1番人気はアーモンドアイ、2番人気はコントレイル、3番人気はデアリングタクト
レースはキセキが大逃げを打ち、リードを保ったまま直線へ
しかしアーモンドアイが好位から早めに捉え先頭へ、最後は外からコントレイルが
猛追しますが時すでに遅し、アーモンドアイが三冠馬3頭が揃ったJCを制します。
デアリングタクトは仕掛けが遅れ、追い上げますが3着まで。
しかし三冠馬3頭が、1着、2着、3着に入り非常に見ごたえのあるレースでした。
最後に
三冠馬は10年に1頭くらいのペースでしか誕生しないため、なかなか牡馬の三冠馬対決は
実現しませんが、近年は牝馬が強くなってきているため牡馬の三冠馬と牝馬三冠馬の
対決が多く実現しています。
どのレースも見ごたえ十分の為競馬ファンでまだ見てない方は
是非レース映像を見てみてください。
これから先も果たして三冠馬対決はあるでしょうか?
もしチャンスがあれば直接現地で観戦したいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント